1970年、神奈川県生まれ。雑誌編集、ライター、脚本家事務所勤務等を経て、脚本を書くようになる。伝説的ラジオ番組、スネークマンショーの21世紀版として製作された『スネークマンNEWSショー』(TBSラジオ)に脚本参加。その後、ドラマ『雪の花』(TV朝日)、ミュージカル『けやきおに』、朗読劇『なでしこ隊』等の脚本を執筆する。現在、シナリオ・センター講師。
トンボの翅の絵 (テーマ篇「創」)
セミがいた冬 (Vol.13)
ミカ
(Vol.8)
部屋に侵入したチョコレートを吸う蚊と、子供時代に「美蚊」とあだ名された女の子の記憶。現実にはありえない話が、ファンタジーとは違う語り口で、現実のようにあっさりと進む。
テレビ蝶 (Vol.7)
女戦士とカブトムシ
(Vol.5)
「都市の虫」シリーズ。ラッシュの通勤電車で、目のまえに立つ女の頭に、カブトムシが乗っているのだが……。電車を降りた「私」は、つい女の後を追ってしまう。
ポテトチップ蝶ポテトチップ
(Vol.4)
ポテトチップの袋をあけたらポテトチップがひらひら舞いあがった! なんだ、これは? ひとの生活圏に紛れこむ虫たちの不可思議な生態をシュールに描く「都市の虫」シリーズ。
おばあさんのいちごジャム
(Vol.3)
田舎に住むおばあさんが手作りするいちごジャム。着色料も保存料もいっさい使わない素朴なジャム。しかし、おばあさんに任せておいて大丈夫?
蜉蝣のゴンドラ (Vol.2)
カナブンと日本昔ばなし
(Vol.1)
「都市の虫」シリーズ。雪の夜、燃えるような金色のカナブンと遭遇した「私」は、可哀相に思い部屋に入れてやる。日本昔ばなしとオーバーラップする、現代人の宿命的な罪の意識。
mini蜘蛛
(創刊準備号)
腕時計のなかに小さな蜘蛛が! こいつはなぜ、こんなところに? ひとの生活圏に紛れこむ虫たちの不可思議な生態を描く、シュールで愛おしい「都市の虫」シリーズ第1作。