はにこ
埴輪部(はにわべ)。1973年生まれ。新潟県出身、東京都在住。粘土による埴輪づくりのほか、埴輪の魅力を紹介するために、詩・エッセイ・小説など、埴輪をめぐる創作活動を展開中。埴輪情報サイト「埴輪のとなり」運営。趣味、埴輪鑑賞など。
はにわばなし 伝説の瞳編 (テーマ篇「創」)
はにわばなし
ペガサス編
(Vol.16)
西のクニから飛んで来たペガサスは、草原を駆ける馬たちの仲間に入りたくなって、ワ国の地に降り立った。翼を捨てて、地上を走る喜びを知ると、すぐにどの馬よりも速く走るようになる。
はにわばなし
神託の壺編
(Vol.15)
向こう見ずな兄のウミ王子と、気弱な弟のヤマ王子。どちらを後継者にすべきか悩んだワ王は、神のお告げを水面に映すという神託の壺の儀式を行う。果たして壺が選んだ後継者は?
はにわばなし
吹き矢編
(Vol.14)
はにわの時代、神々は各自持っている杖を吹き筒にして吹き矢を楽しんだ。風の神、海の神、火の神、谷の神……各々が司るものに当てるという決まりがつくられるが、やがて一部の神から不満が出始める。
はにわばなし モグラとモガリ編 (Vol.13)
はにわばなし
三匹のうり坊編
(Vol.11)
母親を離れ、それぞれ自分の家を建てることになったイノシシの子供たち。家を完成させると、しかし通りかかったワ国の王にたちまち焼き払われる。そして二匹の兄は、こんがりと焼かれ食べられてしまう。
はにわばなし
赤い鳥編
(Vol.10)
埴輪をめぐる創作活動を行う「埴輪部」の著者による、太古の時代を舞台にした色彩豊かな物語。赤い鳥が欲しいというワ姫の願いを聞いて、ワ王は家来たちに連れてくるよう命令するが──。