来住野潤一

きすの じゅんいち

1975年4月7日生まれ。神奈川県出身。10年の芸人生活を経て放送作家(作家名・せんぱい)に転身。TV・ラジオはもちろん舞台・イベントなどの脚本や演出を手掛ける。近年は落語にも興味を持ち創作落語も執筆。またAEAJ認定アロマテラピーインストラクターとしても活動しており、今後も様々な分野で精力的に活動。野球をこよなく愛している。

 

マガジン収録作品

 オンリーロンリー (テーマ篇「創」)


 チョコレート

 (Vol.15)

ミュージシャンを目指して上京した拓也。毎年、バレンタインには田舎の母親からチョコレートが届く。ところがその年は、送りそびれたからと、母親がチョコレートを持って拓也を訪ねてくる。


 アイスキャンディー

 (Vol.12)

妻を亡くした優太郎は、夫婦の思い出を確かめるように毎年、ハワイへ向かう。そしてアイスキャンディーを売るお婆さんの店を訪ねる──。ハワイの情景が鮮やかに浮かぶ、愛と再生の物語。


 アカイカサ

 (Vol.11)

なぜ雨の日しか会えないのだろうか? 学校帰りの電車に、雨の日に限って乗っている一人の少女に「僕」は惹かれていく──。赤い傘をきっかけに出会った男女の恋と不思議な運命を描く幻想ストーリー。


 ファミリー

 (Vol.5)

ロクでもない人生を送ってきた竜一郎と、その前に現れた白い布で覆われた子供。自分を天使だと名乗る子供は、竜一郎が間もなく死ぬ運命にあると伝えるのだが──。


 バスドライバー

 (Vol.4)

そのバスは停留所を発車した後、再び止まり、扉の開け閉めをしてから走り出す。毎朝、同じ場所で繰り返されるこの動作の裏には、運転手の秘められた思い出があった──。


 ゲームセット

 (Vol.3)

かつて「甲子園のヒーロー」だった父を囲み、あの夏を語り始める友人たち。知らなかった父の姿に触れた娘の目に熱い涙が溢れ出す。

 


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